『ルシアンの青春』
2009年 01月 11日
*
▼
『ルシアンの青春』1973年 フランス/イタリア/西ドイツ ルイ・マル
第二次大戦末期のフランス。なりゆきでゲシュタポの手先となった少年の物語。
すごい映画を観ちゃったなーという気持ちです。
のどかな自然の風景は何も変わらず美しいのに、そこで起こっている戦争が人々を翻弄していきます。
70年代とは思えないほど古くささがない。
ルシアンはレジスタンスを志望していながら、あっさりとゲシュタポに取り込まれます。
その権力をひけらかすことを覚え、どんどん後戻りできなくなっていく17歳の少年。
そしてユダヤ人の少女との恋。
ヒロインの少女はヤン・ファン・アイクあたりの描く女性のようです。
最近、若い頃の思慮の足りなさについて考えることが多かったのですが、平和な時代ならぼんやりしていても多少はめを外しても若気の至りで済みますが、社会情勢の巡り合わせによっては残酷なことになるというのをみせつけられました。
第二次大戦末期のフランス。なりゆきでゲシュタポの手先となった少年の物語。
すごい映画を観ちゃったなーという気持ちです。
のどかな自然の風景は何も変わらず美しいのに、そこで起こっている戦争が人々を翻弄していきます。
70年代とは思えないほど古くささがない。
ルシアンはレジスタンスを志望していながら、あっさりとゲシュタポに取り込まれます。
その権力をひけらかすことを覚え、どんどん後戻りできなくなっていく17歳の少年。
そしてユダヤ人の少女との恋。
ヒロインの少女はヤン・ファン・アイクあたりの描く女性のようです。
最近、若い頃の思慮の足りなさについて考えることが多かったのですが、平和な時代ならぼんやりしていても多少はめを外しても若気の至りで済みますが、社会情勢の巡り合わせによっては残酷なことになるというのをみせつけられました。
by pilsnerglass39
| 2009-01-11 14:21
| 映画など
|
Trackback
|
Comments(2)
* ▲
グラスさん
素敵な映画を
時代の背景が良く映し出されていましたね
コメントありがとうございます
感謝です
素敵な映画を
時代の背景が良く映し出されていましたね
コメントありがとうございます
感謝です
0
Commented
by
pilsnerglass39 at 2009-01-12 10:35
★ryuji_s1さん、こちらこそいつもコメントありがとうございます。
ルイ・マルの映画は好きなものが多いです。
ルイ・マルの映画は好きなものが多いです。