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Ms.Xの覚書
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京都手芸旅
2009年 02月 03日 *
わりと思いつきで、友人と京都に行ってきました。
友人は新幹線で往復するので時間を有効活用できるよう、宿は京都駅にくっついているホテルグランヴィア京都を選択。
ホテルのロビーに集合し、昼食はおめん四条店で。
冬の京都は比較的空いていると知りつつどの程度かわからないので警戒していましたが、12時過ぎに入ったおめんで席が空いてました。
いつも必ず行列しているのに、さすがオフシーズン。
友人が京都にやってきた目的はユキ・パリス美術館
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小さなお家の中に刺繍やレースなどのアンティークが所狭しと展示されていて、ぐるぐると何周見て回っても飽きません。
ものが細かいので見るたびに新たな発見があります。
季節によって少し展示が入れ替わるようですし、何度行っても楽しめそう。
ユキ・パリス美術館は銀閣寺のすぐそば。
わたしは銀閣寺のお庭が好きで何度も行っているのですが、友人は寺社仏閣にあまり興味がないので、建物が工事中ということもあって今回はパス。
京都手芸旅_f0013029_17371617.jpg祇園むら田が経営する胡麻専門店ごまやへ。
友人によるとかなり有名な胡麻屋さんらしく、料理教室の先生が教えてくれたそうです。
いりごまの白と黒胡麻カステラを購入。
いりごまは上品な香りでとても風味がいいです。
京都手芸旅_f0013029_17374443.jpgその後、錦市場をそぞろ歩き、3種の豆せんべいを購入。
イノダコーヒで一休みした後、再度錦市場へ行って追加のお買い物。
晩御飯は京野菜を求めてジョイフル文蛾へ。
夜は予約のみ受け付けているみたいです。
京町家というか、昭和な感じの古い家を使っているお店で、お手洗いなんかも個人宅の雰囲気。
1階と2階にそれぞれお座敷があり、この日のお客は我々だけだったようで2階で寛ぎました。
料理は創作料理ですがだいたい和の雰囲気で、おしゃれさとか高級感とかはないけど素朴で美味しい。
「文蛾」ってどういう意味があるんだろう。
京都手芸旅_f0013029_17381495.jpg友人が食べきれなかった御飯は折りにしてくれました。
ホテルのスカイラウンジでシャンパン空けたりして久し振りにちょっと飲みすぎたのは反省。
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翌日は東寺へ。
五重塔も立体曼荼羅も素晴らしく、もっとじっくり過ごしたかったけど断念。
近いうちにまた行こうかな。
境内で行われていたがらくた市も面白かった。
時間があれば二条城も…なんて言ってたけど、すっかり時間がなくなりArt Fiber Endoへ。
織りが趣味の友人は糸などをいろいろ仕入れてました。
西陣という場所柄、周辺に染め工房や絹の卸屋さんなどが多いのも興味深い。
お昼は静家西陣店でゆばづくし。
湯豆腐のお店も候補だったのですが、友人の知り合い情報によると、「静家がおすすめ。できれば西陣店がいい」ということで。
ゆばでできたさまざまな料理が楽しめてよかったです。
ここの建物はとても感じのいい京町家で、レトロな照明がかわいい。
窓からししおどしのある苔むした中庭が見えたり、お手洗いの横につくばいがあったり、とても風情があります。
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京都手芸旅_f0013029_17401879.jpg最期は伊勢丹でいろいろお土産を購入。
友人がこれまた知り合い情報で「う巻きが美味しい」というのでわたしも買ってみたのですが、ん~要するに鰻を巻いただし巻き卵なので、自分で作れそう。
普通に美味しかったけどけっこうしょっぱかったし。

基本的に行きたいところも食べたいものも、わざわざ遠方から訪れる友人の希望に沿うよう計画を立てたのですが、なかなか面白かった。
こうして手芸好き&食材巡りの旅は終わったのでした。
by pilsnerglass39 | 2009-02-03 17:41 | | Trackback | Comments(0) *