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Ms.Xの覚書
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明日の神話/洋食ブルガリアンダイニング ソフィア/庭園美術館/釈迦堂遺跡博物館
2006年 08月 17日 *
明日の神話/洋食ブルガリアンダイニング ソフィア/庭園美術館/釈迦堂遺跡博物館_f0013029_20251737.jpg夏休み。短い日程の慌しい帰省ながら、家族と出かけたりして充実していました。久し振りの友人と会う約束もあったのですが、その人の持病が再発してしまい、またの機会に延期になりました。残念。早く元気になってね。

明日の神話/洋食ブルガリアンダイニング ソフィア/庭園美術館/釈迦堂遺跡博物館_f0013029_20254480.jpg今回、行こうと決めていたのは明日の神話
雨天公開中止なのに台風の影響があってちょっと心配でした。当日は小雨がぱらついていたので、見られなくてもまあいいか、という気持ちで出かけましたが、無事にみることができました。
壁画前のステージ上には少し水溜りができていて、係員の人が雑巾で拭き取っていて大変そうでした。
明日の神話/洋食ブルガリアンダイニング ソフィア/庭園美術館/釈迦堂遺跡博物館_f0013029_2029999.jpg明日の神話/洋食ブルガリアンダイニング ソフィア/庭園美術館/釈迦堂遺跡博物館_f0013029_20291555.jpg撮影自由なので写真を撮りました。でもこの雰囲気は実物じゃないとわからないですね。壁画という大きさですし。
画像ではわかりづらいのですが、左右の下部に灰色の部分があって、それがどうしてか気になりました。最初に壁画を注文したホテルの壁の形がそうだったのでしょうか。

日本でブルガリアンレストランはここだけ、という洋食ブルガリアンダイニング ソフィアで、簡単なコースのランチを注文しました。
スープは温かい野菜スープですが、冷製ヨーグルトスープ、タラトゥルを気にしていたら替えてくれてかなり嬉しかったです。また、ウェブサイトのメニューではメイン料理が固定になっていますが、4種類から選べるようになっていました。
料理はどれもさっぱりとしていて油っぽさがなく、香辛料がよく利かせてありました。とてもスパイシーだけどアジア料理のような強烈さはなくてすっきりとしています。スープやソースに入っているにんにくのローストも処理が上手なので口の中ににんにく臭さが残りません。
前菜にヨーグルトソースがかかっていたり、酸味のある煮込み料理など意外性もあって面白かったです。
実際のブルガリア料理ってどうなんでしょう?こんなに洗練されているのかはちょっと疑問ですが、素朴な家庭料理も美味しそうですよね。
お皿もブルガリアのものなのでしょうか。前菜盛合せは白く細長いお皿でしたが、それ以外はぽってりと厚みのある焼き物で、スペインの陶器を連想しますが色合いがなかなか渋いのです。なんとなく侘び寂を感じさせる和の雰囲気。単に日本の食器だったら笑っちゃいますが。
店内には民族衣装が飾ってあったりしていかにも「ブルガリアと日本の友好関係を推進する」的な団体がやってそうな雰囲気ですが、ステンドグラスや石壁風の造りなどが可愛らしい。着いた席の横には馬上から龍を倒す聖者の額がかかっていました。男性のようだったのでソフィアではないですよね。店名のソフィアはどのソフィアでしょう。聖人の受難画などもあって、とても興味深かったです。
とにかく味に満足したので、このレストランは機会があったらまた行きたいです。

**後日追記:宗教画につられて聖人の名前と思ってしまいましたが、ソフィアはブルガリアの首都なんですね。そういえばそうだったような…。**

明日の神話/洋食ブルガリアンダイニング ソフィア/庭園美術館/釈迦堂遺跡博物館_f0013029_20492845.jpg東京都庭園美術館は「旧朝香宮邸のアール・デコ」を開催中でした。
歴史のある建造物をみるのはとても好きなのですが、旧朝香宮邸はこれでもかというくらいすみずみまで意匠が凝らされていて見どころ満載でした。音声ガイドを借りて説明を聞きながらじっくりと見て回りました。
宮様方の写真も展示されていてとても興味深い。特に服装が、深くかぶるシンプルな帽子やゆったりとしたワンピースなど、まさに20世紀初頭が描かれたファッションプレートから抜け出してきたようで、本当にこういう姿をしていたんだと思うと感慨深いです。
明日の神話/洋食ブルガリアンダイニング ソフィア/庭園美術館/釈迦堂遺跡博物館_f0013029_2143614.jpgそれにしても、これだけ装飾をつめこんだ家で暮らすのってどうなんでしょう?宮殿で暮らす王侯貴族と同じで、そういう世界の人々にとっては必要なことでもあったのでしょうが、わたしの好みではないなあ…と思ってしまいました。広さがほどほどで部屋の使い方が現実的に見学できたので、なんだかリアルに実感してしまって。
比較的地味な催し、というか特に話題にはなっていないと思うのですが、暑い中けっこう賑わっていました。夏休みの宿題のために、あちこち観察してメモを取るお行儀のいい子供達もいて微笑ましかった。
上は庭園美術館の裏にいた猫さん。人に慣れていて、近寄っても逃げません。もう1匹、少し若そうなよもぎの猫がいました。
ついでに右はアンティーク風レコードプレイヤーの上でくつろぐ実家の猫。

明日の神話/洋食ブルガリアンダイニング ソフィア/庭園美術館/釈迦堂遺跡博物館_f0013029_21133869.jpg復路は中央自動車道を使ったのですが、たまたま釈迦堂PAで休憩したところ、釈迦堂遺跡博物館につながっていたので立ち寄りました。
入場料大人200円のささやかな展示ですが、こういうところってちょっと好き。
全国の土偶の1割がここで出土している、というのが御自慢のようですが、土偶ってほとんど破片で出土しているのだそうです。(わざと砕いて蒔く儀式があったらしいです)。ということは、1割ってなんですか?数?量?そのへん曖昧ですが御愛嬌です。
展示物はさほど充実してなく、企画展も寄せ集めの感がありましたが、もともとこういうものは面白く見る方なので楽しかったです。
それに、博物館が高台(というか山の上です)にあって景色が素晴らしかった。
PAで買ったのが上の食べるしいたけ。普通の生椎茸でも干椎茸でも「食べる」でしょ、とつっこみたくなるような名前です。
以前何かで見て(JAF Mateか?)気になっていたので買ってみました。
干椎茸ほどがちがちに硬くない、味のついた干椎茸です。白胡麻がついています。
味は…。軽めの干椎茸。自然な風味でまあ美味しいけど、わざわざまた買ってまで食べるほどじゃないな。
とにかく好奇心は満たされました。

明日の神話/洋食ブルガリアンダイニング ソフィア/庭園美術館/釈迦堂遺跡博物館_f0013029_21194273.jpg実家の近隣には果樹園が多く、果物の名産地になっているようです。(わたしはあまり長く住んでいなかったので詳しくないのです)。夏にはいつも母が梨を1箱買ってくれます。
近くに人気の梨屋さん(果樹園)があって、とてもとても美味しいのです。ここの梨を食べると、その辺で売っている梨は買う気になれません。毎年試しに買ってみてはがっかりしています。
1箱あってもどんどん食べるので袋入りも買ってきました。
今、わたしの冷蔵庫の中は幸水でいっぱいです。
by pilsnerglass39 | 2006-08-17 21:28 | 展覧会・演奏会・演劇など | Trackback | Comments(2) *
Commented by zaquro at 2006-08-20 00:02 x
今晩は~。
私も、汐留のソフィアいきましたよ。お昼ではなく、夜でしたが。グラスさんのおっしゃるとおり、思ったよりヨーグルトを使ったスープは、酸味がなくて美味しくいただけた気がします。
なかなか、面白い味で他の料理も食べてみたいと思いました。夜にコースで頂いてしまいましたが、今度は是非アラカルトで!なんて思っています。

そうそう、プランタン銀座にヨーグルトのデザートショップなんかが出来たみたい?ですし、ブルガリアが今流行っているんでしょうかね?
Commented by pilsnerglass39 at 2006-08-20 21:08
★zaquroさん、ソフィア美味しいですね!しっかりめに食べた後も、体の中がすっきりする感じがして爽快でした。
プランタンのヨゴリーノはイタリアですね~。これまた美味しそう。カスピ海ヨーグルト カスピアもまだ頑張ってるみたいだし、ヨーグルト人気は健在ですね。