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Ms.Xの覚書
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着付教室第1回
2007年 03月 02日 *
1回目は主にカリキュラムの説明と自己紹介でした。
畳敷きの一室に集まった生徒は11人。講師の先生と、日本和装の係員(社員?)の若い女性が待っていました。
やはり抽選だか選抜だかがあったということですが、席は12用意されていたので1人来なかったようでした。
カリキュラムは
1 説明会、自己紹介(写真代300円)
2 普段着の着方
3 名古屋帯の結び方 懇親会(300円)
4 名古屋帯(ポイント柄)の結び方
5 良質な帯を学ぶセミナー(交通費・昼食込み1800円)
6 ゆかた、半幅帯の結び方
7 柔らか物の着方
8 柔らか物の着方 懇親会(300円)
9 留袖の着方(着物のTPO・自分の寸法)
10 良質な着物を学ぶセミナー(交通費・昼食込み1800円)
11 留袖の着方、袋帯の結び方(二重太鼓)1
12 留袖の着方、袋帯の結び方(二重太鼓)2
13 習得度の確認テスト(実技・知識) 茶話会
14 全体のおさらい
15 修了記念パーティ(8000円)

ほぼ毎週ですが、セミナーの回などところどころで飛ぶこともあります。
1回2時間ですが、セミナーという名の販売会では一日拘束されるらしいです。帯セミナーは京都の織元か大阪の研修センターのどちらかで未定。
懇親会の日は少し早めに切り上げてみんなでお菓子を食べながら歓談するのだそうです…。そのための係が生徒から2人選ばれました。立候補でした。このおふたりが会費を徴収してお茶とお菓子を買出しする役になるそうです。
予め各日程を言われましたが、修了記念パーティだけは未定で10月頃だそうです。真夏かと思っていたので一安心。
写真は会員証(?)と講師の手元用で、日本和装の人がデジカメで撮影しました。この方は、初回とセミナー2回の計3回だけ登場するそうです。
「とにかく休まないように」ということを、先生と日本和装の人、双方からやたら念を押して言われました。建前は「内容が濃いのでもったいない」とのことですが…。
日本和装の人は「私も鬼ではないので40℃の熱があるのに来いとは言いません」と話していましたが、でも少し体調が悪いくらいなら頑張って来ましょうといった調子です。充分鬼ですな。
都合の悪いときは、先生の持っているほかのクラスに振り替えしてくれるそうです。でも「ほんとはいけないんです」と言ってました。日本和装の人に「聞かなかったことにしてくださいねー」と。
急いで入手した長襦袢ですが、あまり必要ありませんでした…。ひとりひとりチェックするのかと思いきや、そんなこともなく、衣紋抜きが付いている人のものを参考にして付け方を説明するくらい。
着付教室第1回_f0013029_855586.jpg着付教室第1回_f0013029_8551459.jpg衣紋抜きの付け方です。
衣紋抜きの幅より少し広めに、半襟を縫い付けている糸をほどきます。
半襟と長襦袢の間に衣紋抜きを差し込み、半襟がかぶさる内側で長襦袢に衣紋抜きを縫い付けます。粗い針目で浅くすくうだけで大丈夫。このとき、衣紋抜きの紐を通す部分が外側になるよう注意。
半襟をかぶせて再び縫い付けます。

自己紹介は1人ずつ立って名前と応募のきっかけを一言ずつ。
あとは、次回から持参する物の説明。持っていないものは日本和装で購入できます。
妹の先生は専用の小物はあまり使わないらしいのでそういうのを期待していたのですが、わたしの先生からはけっこういろいろ揃える指示が。
共通しているのは、着物、襟芯、帯、帯揚げ、帯締め、足袋、長襦袢(半襟付き)。ここまでは当然として、あとは、和装スリップ(または肌襦袢&裾よけ)、伊達締め2本、衣紋抜き、帯枕(ガーゼで包んで中心をゴムで留めたもの)、和装クリップ。
違ったもの。妹の先生は、コーリン腰紐、コーリンベルト2本、補正用タオル数枚、仮紐?本、前板(ゴムの付いたものが便利)。
わたしの先生は、和装ブラジャー、腰パット、ウエストベルト、コーリン和装締め、コーリンベルト1本、前板(ゴムの付いた長めのもの)、薄手の補正用タオル数枚、仮紐2本、腰紐1本。
妹の先生は補整はタオルだけですませ、着ているときに楽な着方を教えてくれたそうです。
わたしの先生は「とにかく簡単に着られる方法を教えます」とのこと。
コーリンベルトや衣紋抜きなどの便利小物は、慣れたらいらなくなったとか、最初から必要を感じない人もいるようですが、とりあえず従うしかないので言われたもので足りないものは買うことにしました。
道具を使わない紐だけの着付の方が応用が利くというか紐さえあれば困らないので、そちらを習いたい気もしてたのですが、考えようによっては道具さえ揃えておけば手早くできていいかもしれませんね。
最初はいろいろ試してみて、将来的に自分に合うやり方をみつけていくことにします。
着付をするときに足元に敷く衣装敷き紙、妹の先生は否定的だそうです。狭い教室で場所をとるし、「踏めないんです」と。でも、わたしの先生は推奨してました。陣地を確保できるしいいと。レジャーシートは滑るから禁止で、風呂敷だと帯が巻き込んでぐちゃぐちゃになってしまうとこのこと。わたしはたまたま手元にあるので持参します。

日本和装で小物を買う方法は、配布された申込用紙に記入して初回のうちに係の人に渡すか、後日ファクシミリで送信します。3~4日必要で、サイズがないとさらに遅くなることもある、という話でしたが、2日後に届きました。
着付教室第1回_f0013029_19292266.jpgネットで揃えようかとも考えましたが、品質や送料を考えると最初はまとめて日本和装に頼んだ方がよさそうだったのでそうしました。意外と、ほかより安いものもあります。
品物はヤマト運輸の代引で届きます。送料無料。初回は代引手数料無料。2回目以降は2000円以上なら代引手数料無料になるそうです。
足袋の1700円は高めと思ったら、ストレッチということなのでそれなら比較的お得です。
和装スリップもほかより高めですが、身頃が綿、裾がポリで裾さばきがいいという説明だったので、ここは素直に信じてこれにしてみました。わたしは暑いとつらいので夏用にしました。
モスの紐はデパートなどで少し安いものをみかけたので、ほかで買ってもいいですね。
着付教室第1回_f0013029_19294146.jpg左下は帯枕用のゴムです。ガーゼと帯枕は持っていたので、ゴムだけ買ってこのように中央を固定しました。真っ白でわかりづらいですが→
着付教室第1回_f0013029_19295026.jpg和装クリップはデパートで買いました。なかなか見た目がいいのが売ってませんね。

で、日本和装。先日は「胡散臭いものでもないらしい」なんて書いてしまいましたが、調べ方が甘かったらしく…。なんだか悪評が多いんですね。胡散臭さ満載です。
わたしは妹からの情報に頼っていましたが、妹の先生がいい人だったということなのでしょうか。
あまりにも恐ろしい評判は、突出してひどいケースだから話題になっているだけですよね?と思いたい。
セミナーで売りつけるシステムなのはわかっていましたが、わたしはセールスには強い方だし買わなければいいと思っていたのです。でも、買わないことでいやな目にあわされるかもと思うと今から気が重いです。まだ着付も始まってないのにね。
まあ、やめるのはいつでもできるし、まずは一生懸命やってみます。
by pilsnerglass39 | 2007-03-02 19:37 | 和装 | Trackback | Comments(0) *