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Ms.Xの覚書
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六甲山ドライブ
2007年 09月 10日 *
職場の人が「六甲山の上は夏でも涼しいよ」というので確かめに出掛けました。
山上の施設を巡るドライブです。
目的地は
・六甲山頂
・六甲ガーデンテラス…昼食。夕食も?
・六甲山ホテル…気になっていたホテルなので偵察。ついでにお茶
・六甲山牧場…チーズを買う

道路はくねくねの山道。いろは坂もかくや、というくらいカーブが続きます。
すべてのカーブに「カーブNo.○○」と通し番号がついていました。
山道になる前から登山者を大勢見かけましたが、途中で登山道が途切れるのか、一部で車道が歩行者の通り道になっているらしきところがありました。山歩きルートではありがちですが、かなり危ないです。

山道に入ってまもなく山頂への小道を発見。
が、車を停める場所がなかったのでそのまま通過。
徒歩でないと行けないようです。

六甲ガーデンテラスのグラニットカフェでランチ。
窓の外に山上からの眺望を楽しみながら食事を楽しめます。テラス席もありました。
オーガニックランチもなかなか美味しかった。
薄味の味付けも上手だし、盛り付けもきれいでした。
観光地だと思って期待してなかったので意外でした。
フェアトレードの品などを扱うセレクトショップ、ホルティもなかなか面白いものが揃っていました。
神戸のセンスをそのまま山の上に持ってきた、と自慢するだけあります。
ガラス細工屋や石のアクセサリー屋は見なかったのでわかりませんが、ホルティに限って言えばありがちな観光地の土産物屋とは違った雰囲気で充分楽しめます。

六甲ガーデンテラスからの眺め。
大阪湾まで一望のもと。
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次は目的地の中で一番遠い六甲山牧場へ。
ところが、意外に近かったのと案内板がわかりづらかったのと交通整理をしていた人の合図を勘違いしてしまったのとで、通り過ぎてしまいました…。
地図を見ていたのでまもなく気づきましたが、片道1車線の狭い山道。待避所もUターンできるような空間もありません。
道を間違えてもひたすら進むしかないという…。
行く手に森林植物園があることに気づいたので、時間はたっぷりあることだし立ち寄ることにしました。
ここはかなり広大で、運動公園というほどではないけれど親子で遊べる広場もあるし、そのために訪れている家族連れも多いようでした。
展示館の内容は、巨木の標本など確かにすごいものもあるけれど、全体的にはささやかで手作り感いっぱいの微笑ましいもの。
でも広い園内にはテーマごとに標本木が植えられているらしく、じっくり見て回ったらかなり楽しめそう。
今回は歩くための靴ではなかったこともあって一部を回っただけですが、ほとんど花の季節ではなかったにもかかわらず、緑の中をゆったり歩くのは本当に気持ちよかった。
季節を変えて、次はもっと時間を取ってまた訪れたいです。
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そうそう、六甲山の気温。
六甲山ドライブ_f0013029_19354238.jpg確かに下界よりは涼しかったです。
この日は乾燥していたのか、日なたにいればけっこう暑いですが日陰はかなり涼しい。
植物園を歩き回ったらさすがにかなり汗をかきましたが、明らかに町なかよりは気温が低いです。

西へ西へと進んできましたが、東へと引き返し六甲山牧場へ。
目的は牧場内の神戸チーズ館。
チーズの館ですよ。期待しちゃう。
牧場には羊がたくさんいます。
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馬や牛もいます。
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人が行き来する道端に、つながれもせず豚がいてちょっとびっくりしました。
羊もその辺を歩き回っています。
触ってみたらふわふわでした。
一応柵の中にいるのですが、柵をくぐって出入りしている羊もいました。
そういえば車で移動中に「羊とびだし注意」の看板が出ていたな。牧場外にも出て行くってことか…。
植物園と違って牧場は小さな子供連れの家族でたいへん賑わっていました。
乳製品の手作りなどの体験受付窓口には長い行列が。
ひたすらチーズ館を目指して進む我々。
六甲山ドライブ_f0013029_1936521.jpgせっかくなのでチーズ入りソフトクリームを食べてみました。
どんどん溶けるので大急ぎ。
ほんのりチーズの風味があるさっぱりした味。ソフトクリームなんて食べたら喉が渇くと思ったのですが、さほど甘くなくてすっきりしました。
チーズ館はチーズを製造している館。
チーズはカマンベール、スモーク、ワインを練り込んだマーブルの3種類で、販売は普通の土産物屋のようなところでした。
勝手に壮大なチーズの館を膨らませていたので、ちょっと拍子抜け。
六甲山ドライブ_f0013029_19373912.jpgでも気を取り直してカマンベールとスモークを購入。美味しいといいな。
彼はついでにミルクケーキも買ってました。
チーズ館を出たところで六甲ビールを売っていたので、ピルスナー、IPA、ポーターをすべて購入。
チーズをつまみながらビールでしょうか。

六甲山ホテルへ。
想像していたよりこぢんまりとしたホテルでした。
怪しく徘徊して、ちょっと気になっていた施設を勝手に見学。
ついでにお茶を、と思っていたのですが、ブライダルスタッフが目の前にいるラウンジも、がらがらのレストランも落ち着けそうになかったので諦めて後にしました。

この時点で4時前。
夕食には早すぎるし、せっかくだから夜景も見てから帰ろう、というわけで時間稼ぎも兼ねて六甲高山植物園へ。
広大な森林植物園に比べると小さく感じますが、大味な森林植物園より細やかに手入れが行き届いている様子。
お花がいっぱい。
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今見られる花を紹介する園内マップをこまめに(たぶん月に2回)更新しているらしいことも好印象。
森林植物園は存在目的が違うしあれでいいのですが、やっぱり公立だといろいろ苦しいのかな…と余計なことを考えてしまうのでした。

六甲ガーデンテラスに戻り、早くも夕食を済ませて6時過ぎ。
まだ明るいですが、外で日没を待つことにしました。
夜景を見に来る人も多いのか、周りには同じように暗くなるのを待つ人々が。
空が薄明るい、日没直前の夜景。日中の眺望と同じ場所です。
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この後、すぐに暗くなりました。
この時点でかなり涼しくなっていました。やはり、日中はある程度暑くなっても朝晩は気温が下がるんですね。軽井沢を思い出します。
下界の我が家に戻ると、相変わらず夜でも汗ばむほどの暑さでした。
次回は暑くない頃に山歩きに行きたいな。

**

チーズは素朴な美味しさでした。
でも、こう言っては悪いですが、あまりレベルが高くないです。
美味しいチーズがいくらでも手に入る昨今、いくら身近でもここのチーズを買うことはもうないでしょう。
それでもスモークチーズはなかなかいいと思いますが、カマンベールは…。

それにひきかえ、ついでに買った六甲ビールは素晴らしく美味しかったです。
ピルスナーだけでなくIPAもポーターもすっきりした飲み口で、後味がとてもフルーティ。
ピルスナーは苺、IPAとポーターはブルーベリーでしょうか。どれもベリー系の風味が感じられます。
また飲みたい!実家に持って行ってみんなに飲ませたい!と思っています。
六甲ビールの生が飲めるお店もあるらしいので、そのうちぜひ!
by pilsnerglass39 | 2007-09-10 19:47 | | Trackback | Comments(0) *