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Ms.Xの覚書
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ヒラタカタカイガラムシ
2008年 01月 16日 *
ヒラタカタカイガラムシ_f0013029_719773.jpgちょっとへんてこな樹形になりつつ、温暖な季節にはぐんぐん育っていた月桂樹
夏頃だったでしょうか、雨が降ったわけでもないのに葉が濡れている。
さわってみるとべたべたします。
水滴がついているわけではなさそう。
月桂樹って葉の表面に樹液(?)が出るのかな、と思ってとりあえずそのままにしていました。
ふと思い出して調べてみたら衝撃の事実!
害虫の分泌液でした…。
ヒラタカタカイガラムシというカイガラムシの一種は柑橘類や月桂樹などに寄生して樹液を吸い、そのままにしておくとスス病を併発するとのこと。
葉がベタベタになるのはヒラタカタカイガラムシの分泌液で、これによって虫がいることがわかるそうです。
ざっと見て、虫なんてついてないよ、と思いましたが、よくよく調べたら、いた!
ヒラタカタカイガラムシ_f0013029_7204382.jpg
ヒラタカタカイガラムシ_f0013029_7205386.jpg
葉脈に沿って葉の裏表に、また枝に。
あんまり虫という感じの姿ではないです。
一見すると、ピッとはねたホワイトソースがつるつるした物の表面に付いてそのまま乾いてひからびて変色したようなイメージ。
月桂樹のすみずみまでよく見て、みつけたのはすべて歯ブラシでこそげ落としておきました。
いなくなるまでときどき様子を見て駆除するしかないですね。
それにしてもヒラタカタカイガラムシ、どうしてこんな長い名前なのでしょうね。
平たくて硬い貝殻虫?
by pilsnerglass39 | 2008-01-16 07:27 | 園芸など | Trackback | Comments(2) *
Commented by KH at 2013-11-09 22:40 x
写真入りでわかりやすい説明で助かりました。

私も最初樹液だと思っていました。

それにしてもなんだか変なので
調べていると理由がわかりました。

その後、ベトベトした葉をすべてとったのですが
一向にベトベトがなくならず
どうしてかと思ったら
このブログの写真でわかりました。

葉だけでなくて枝にもいたんです。
枝と同じような色をしていて小さいので
よく見ないと気づきませんでした。

ありがとうございます。とても助かりました。
Commented by pilsnerglass39 at 2013-11-10 09:51
★KHさん、知らなかったら虫のせいだなんてわからない症状ですよね。
原因がわかってよかったですね。ちょっとお役に立てたみたいで嬉しいです。