中国工芸の精華・沖正一郎コレクション 鼻煙壺1000展
2008年 09月 11日
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鼻煙壺を観に東洋陶磁美術館へ。
嗅ぎ煙草を入れる小さな容器、鼻煙壺(びえんこ)。
用途といい形状といい香水瓶のような感覚です。
磁器、ガラス、半貴石、象牙、鼈甲、金属、果物の種など、さまざまな材料に施された繊細な細工は目を見張るほど。
工夫の凝らされた一つ一つの意匠がとても面白く、時のたつのを忘れました。
技術的に感嘆したのはガラス瓶の内側から絵や文字を描く技法です。
鈎状の筆を入れて描くということですが、湿気を防ぐため口の小さい鼻煙壺の内側に、そんな苦労を感じさせないほど細かく描かれた絵柄は驚くべきものです。
欲を言えば、鏡などで展示物の後ろ側も見えるようになってると嬉しかったな。
1000点と知らずに鑑賞していましたが、質量ともに予想外に充実した展示で堪能しました。
嗅ぎ煙草を入れる小さな容器、鼻煙壺(びえんこ)。
用途といい形状といい香水瓶のような感覚です。
磁器、ガラス、半貴石、象牙、鼈甲、金属、果物の種など、さまざまな材料に施された繊細な細工は目を見張るほど。
工夫の凝らされた一つ一つの意匠がとても面白く、時のたつのを忘れました。
技術的に感嘆したのはガラス瓶の内側から絵や文字を描く技法です。
鈎状の筆を入れて描くということですが、湿気を防ぐため口の小さい鼻煙壺の内側に、そんな苦労を感じさせないほど細かく描かれた絵柄は驚くべきものです。
欲を言えば、鏡などで展示物の後ろ側も見えるようになってると嬉しかったな。
1000点と知らずに鑑賞していましたが、質量ともに予想外に充実した展示で堪能しました。
by pilsnerglass39
| 2008-09-11 06:32
| 日々・所感
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