Ms.Xの覚書
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カテゴリ:展覧会・演奏会・演劇など( 164 )
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2006年 10月 28日 *
昨日は奈良国立博物館の正倉院展に行ってきました。
短い会期に全国から観覧者が押しかけるので少しでも空いているときに、と思っていたら、博物館のサイトによると平日の閉館前が比較的ましなようなので、そこを狙いました。
大昔の戸籍帳やお宝の目録、お経なども興味深かったけど、なんといっても見た目に美しい道具の数々は面白くて見飽きません。
ポスターなどにも採用されている孔雀の刺繍が施された布「孔雀文刺繍幡」は、実物で見ると精緻な手作業がよくわかって本当に素晴らしかった。
「鳥毛篆書屏風」も実物だと鳥の羽根が貼り付けてある様子が細部までよくわかりました。
事前に軽く予習して出かけましたが、やはり写真や画像だけではわからないですね。
「金銀山水八卦背八角鏡」に刻んである細かい模様や詩の文字などは実物でもかなり近寄らないと見えなかったし。
「金銀山水八卦背八角鏡」は、紐で結んでいた跡が鏡面に残っているのも印象的でした。1300年前に実際に使われていたんですね…。特に馬具はそう感じました。つるりと丸みのある鐙は可愛らしいほどで、これを使っていたのだなあと。使用後は係の人が丁寧に手入れをしていたのでしょう。そして美しい形のまま現在に残されたのですね。
馬具の中では柿の木でできた鞍があって、その造形美には目が離せませんでした。紫がかったふかい色合いの木で、静かな光沢感も見惚れるほどでした。
白大理石に戌と亥を彫った「白石鎮子 (戌・亥)」や、緑色のガラスでできた大振りの楕円形の杯「緑瑠璃十二曲長坏」は、オリエントの影響が色濃く出ています。岡山でオリエント美術館をみてきたばかりなので、鮮烈に感じました。遥か遠くの異国からの輸入品は、今では考えられないほどの価値だったのでしょうね。
「犀角把白銀葛形鞘珠玉荘刀子」は長さ20cmに満たない華奢な刀です。高貴な人が腰に帯びる装飾品だったようです。あまり大きいと重くて大変ですものね。緑色のガラス玉と真珠をあしらった華唐草文で覆われた素晴らしい芸術品です。
真紅の鮮やかさに驚いたのが「紅牙撥鏤尺」。象牙を赤く染めて緑と黄で縁起の良い模様を描いた物差しで、儀礼用に使われていたと考えられているようです。特別展用のミュージアムショップではこれを象った定規を売っていて、なるほどなーと思いました。売れそうですよね。
少し仕事をしてから行ったので思っていたより到着が遅くなってしまい、5時半頃から見て回りました。金曜日は7時閉館だし出品はさほど膨大ではないので余裕があるかと思っていたのですが、じっくりみていたらわりとぎりぎりでした。途中で閉館30分前の放送が入ってしまい、最後の方は少し駆け足。
正倉院展は新館で、本館では「仏教美術の名品」という平常展が行われていたのでそちらもみたかったのですが、時間がなくて無理でした。ガラス戸越しに覗いてみたら、大きな仏様が展示されているのが見えて、かなり良さそうでした。残念…。
f0013029_1457999.jpg平常展は年に数日しか公開されない正倉院展とは違うので、また改めて行きたいです。
すっかり暗くなっているのになぜか独りで歩いている鹿、広い空には細い月…。夜の奈良公園もきれいでした。カメラを持って行けばよかったですね。

Powderのコーヒーロールとシフォンショコラをジャスミンティーで。
ほんわり軽くて甘すぎないここのケーキはやっぱりとても好みです。
和素材のものはちょっと素朴すぎるかなーという気もするんですけどね。
このほかにスティックのチーズケーキも食べちゃいました。
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2006年 08月 27日 *
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近所の川沿いにろうそくを灯すイベントがあったので、夜の散歩に出掛けました。
告知はなんだか地味でした。A4のポスター、というかチラシが道端に掲げてありますが、紙面も目立たないし貼ってある場所も目立たない。わたしもあまり気にかけていなかったのですが、日中、川沿いにペットボトルを並べているのを見かけて思い出し、改めてポスターをちゃんと読んで日時を確認しました。
郵便局もペットボトルの回収に協力していたし、子ども会も協賛しているようなので怪しい団体の行事ではなさそうだし。
この川がいつまでも清らかであるように、と願う趣旨なのだそうです。

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70ってなんでしょう。
開始時間すぐはわりと閑散としていましたが、徐々に人が集まってきました。
でも大賑わいというわけでもなく、静かな夏の夜をそぞろ歩くのはとてもいい雰囲気でした。

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橋の上からみたところ。
夜の滑走路を思い出しました。
このように、川の両側沿いと川の中にペットボトルでろうそくが固定してあります。
下は川を渡る飛び石からみたところ。

f0013029_16314459.jpg鉦・太鼓の音が聞こえていたのでこの催しのBGMかと思っていたら違いました。
風にのって高く低く聞こえてきます。気になるので音源を探しに歩いてみました。
風のせいか反響のせいか、右から聞こえたかと思ったら左から聞こえるような気もするし、遠くなったり近くなったりします。「チンドン屋さんが移動してるんじゃないの」「こんな夜に?」と言いながら歩いていきました。
妖怪にかどわかされてるみたいだね、と言い出した頃に神社に辿り着きました。
子供達が集まっていて、先導車もあります。
神社の祭事があって山車が練り歩いていたのでした。
すっかり気が済んで帰りました。
遠くに小さくどこかの花火大会が見えました。
ちょっと川を眺めに出ただけのつもりが、1時間も歩いてしまいました。
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2006年 08月 17日 *
f0013029_20251737.jpg夏休み。短い日程の慌しい帰省ながら、家族と出かけたりして充実していました。久し振りの友人と会う約束もあったのですが、その人の持病が再発してしまい、またの機会に延期になりました。残念。早く元気になってね。

f0013029_20254480.jpg今回、行こうと決めていたのは明日の神話
雨天公開中止なのに台風の影響があってちょっと心配でした。当日は小雨がぱらついていたので、見られなくてもまあいいか、という気持ちで出かけましたが、無事にみることができました。
壁画前のステージ上には少し水溜りができていて、係員の人が雑巾で拭き取っていて大変そうでした。
f0013029_2029999.jpgf0013029_20291555.jpg撮影自由なので写真を撮りました。でもこの雰囲気は実物じゃないとわからないですね。壁画という大きさですし。
画像ではわかりづらいのですが、左右の下部に灰色の部分があって、それがどうしてか気になりました。最初に壁画を注文したホテルの壁の形がそうだったのでしょうか。

日本でブルガリアンレストランはここだけ、という洋食ブルガリアンダイニング ソフィアで、簡単なコースのランチを注文しました。
スープは温かい野菜スープですが、冷製ヨーグルトスープ、タラトゥルを気にしていたら替えてくれてかなり嬉しかったです。また、ウェブサイトのメニューではメイン料理が固定になっていますが、4種類から選べるようになっていました。
料理はどれもさっぱりとしていて油っぽさがなく、香辛料がよく利かせてありました。とてもスパイシーだけどアジア料理のような強烈さはなくてすっきりとしています。スープやソースに入っているにんにくのローストも処理が上手なので口の中ににんにく臭さが残りません。
前菜にヨーグルトソースがかかっていたり、酸味のある煮込み料理など意外性もあって面白かったです。
実際のブルガリア料理ってどうなんでしょう?こんなに洗練されているのかはちょっと疑問ですが、素朴な家庭料理も美味しそうですよね。
お皿もブルガリアのものなのでしょうか。前菜盛合せは白く細長いお皿でしたが、それ以外はぽってりと厚みのある焼き物で、スペインの陶器を連想しますが色合いがなかなか渋いのです。なんとなく侘び寂を感じさせる和の雰囲気。単に日本の食器だったら笑っちゃいますが。
店内には民族衣装が飾ってあったりしていかにも「ブルガリアと日本の友好関係を推進する」的な団体がやってそうな雰囲気ですが、ステンドグラスや石壁風の造りなどが可愛らしい。着いた席の横には馬上から龍を倒す聖者の額がかかっていました。男性のようだったのでソフィアではないですよね。店名のソフィアはどのソフィアでしょう。聖人の受難画などもあって、とても興味深かったです。
とにかく味に満足したので、このレストランは機会があったらまた行きたいです。

**後日追記:宗教画につられて聖人の名前と思ってしまいましたが、ソフィアはブルガリアの首都なんですね。そういえばそうだったような…。**

f0013029_20492845.jpg東京都庭園美術館は「旧朝香宮邸のアール・デコ」を開催中でした。
歴史のある建造物をみるのはとても好きなのですが、旧朝香宮邸はこれでもかというくらいすみずみまで意匠が凝らされていて見どころ満載でした。音声ガイドを借りて説明を聞きながらじっくりと見て回りました。
宮様方の写真も展示されていてとても興味深い。特に服装が、深くかぶるシンプルな帽子やゆったりとしたワンピースなど、まさに20世紀初頭が描かれたファッションプレートから抜け出してきたようで、本当にこういう姿をしていたんだと思うと感慨深いです。
f0013029_2143614.jpgそれにしても、これだけ装飾をつめこんだ家で暮らすのってどうなんでしょう?宮殿で暮らす王侯貴族と同じで、そういう世界の人々にとっては必要なことでもあったのでしょうが、わたしの好みではないなあ…と思ってしまいました。広さがほどほどで部屋の使い方が現実的に見学できたので、なんだかリアルに実感してしまって。
比較的地味な催し、というか特に話題にはなっていないと思うのですが、暑い中けっこう賑わっていました。夏休みの宿題のために、あちこち観察してメモを取るお行儀のいい子供達もいて微笑ましかった。
上は庭園美術館の裏にいた猫さん。人に慣れていて、近寄っても逃げません。もう1匹、少し若そうなよもぎの猫がいました。
ついでに右はアンティーク風レコードプレイヤーの上でくつろぐ実家の猫。

f0013029_21133869.jpg復路は中央自動車道を使ったのですが、たまたま釈迦堂PAで休憩したところ、釈迦堂遺跡博物館につながっていたので立ち寄りました。
入場料大人200円のささやかな展示ですが、こういうところってちょっと好き。
全国の土偶の1割がここで出土している、というのが御自慢のようですが、土偶ってほとんど破片で出土しているのだそうです。(わざと砕いて蒔く儀式があったらしいです)。ということは、1割ってなんですか?数?量?そのへん曖昧ですが御愛嬌です。
展示物はさほど充実してなく、企画展も寄せ集めの感がありましたが、もともとこういうものは面白く見る方なので楽しかったです。
それに、博物館が高台(というか山の上です)にあって景色が素晴らしかった。
PAで買ったのが上の食べるしいたけ。普通の生椎茸でも干椎茸でも「食べる」でしょ、とつっこみたくなるような名前です。
以前何かで見て(JAF Mateか?)気になっていたので買ってみました。
干椎茸ほどがちがちに硬くない、味のついた干椎茸です。白胡麻がついています。
味は…。軽めの干椎茸。自然な風味でまあ美味しいけど、わざわざまた買ってまで食べるほどじゃないな。
とにかく好奇心は満たされました。

f0013029_21194273.jpg実家の近隣には果樹園が多く、果物の名産地になっているようです。(わたしはあまり長く住んでいなかったので詳しくないのです)。夏にはいつも母が梨を1箱買ってくれます。
近くに人気の梨屋さん(果樹園)があって、とてもとても美味しいのです。ここの梨を食べると、その辺で売っている梨は買う気になれません。毎年試しに買ってみてはがっかりしています。
1箱あってもどんどん食べるので袋入りも買ってきました。
今、わたしの冷蔵庫の中は幸水でいっぱいです。
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2006年 03月 21日 *
f0013029_2231612.jpg先月観覧券を手に入れてから楽しみにしていたお相撲をみてきました。
まずは体育館の前で上位力士の到着を待つ人々に混じって、岩木山・稀勢の里・玉の島・白露山・露鵬・北桜…と迎えてから中へ。時刻は2時半でちょうど十枚目の土俵入りが始まるところでした。
大相撲を直にみるのは初めてだったのですが、場内の盛り上がりが楽しいですね。特に中入後ともなると力士への掛け声もますます盛んになってきます。観客は予想通り年配の方が多いです。それから、これは予想外だったのですが外国人がとても多いです。すぐ前はドイツ語で会話する白人親子5人で、後ろは白人男女と日本人女性でした。後ろの人達は女性同士が英語で質問したり説明したりしていて、聞いていて面白かったです。「力士の名前はボスの名前の一部を取ってつけるのよ」とか。
今回は土俵からは遠いけど正面から見られる席にしました。すぐ隣にNHKの中継用の解説席が壁で仕切られていて、隙間から中が見えるので気になってときどきのぞいてました。そうそう、遠くから見ていても高見盛はとても面白かったですよ。
f0013029_2232857.jpgこれぞ本物の「幕の内」弁当です。でも味は普通のその辺で売ってるお弁当です。量もあまり入ってないし、これで2500円は高すぎですよねえ。
この頃視力が落ちているうえに疲れ目なのに、一生懸命みていたのでとても目が疲れました。とにかくこれで「一度お相撲をみてみたい」という欲求は満たされたので、わざわざ券を買ってみに行くことは当分ないと思いますが、もしまた機会があれば次はもっと土俵に近い桝席にしたいなあ。

最近ちょっと気になっていたゴディバのショコリキサーを味わいました。なかなか美味しくてさすがです。ビター味のダーク・チョコレート・デカダンスにしましたが、甘~いものが苦手なわたしには甘さ充分でした。ほかの味だと甘すぎるかも。といいつつ、ホワイトチョコとラズベリーが好きなので、ホワイト・チョコレート・ラズベリーも気になっています。ミルク・チョコレート・ラテもコーヒー風味ってところが美味しそうだわ。
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