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Ms.Xの覚書
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桜の姫路城/太陽公園
2009年 04月 07日 *
今年の秋頃から数年かけて姫路城の修復が行われるらしいので、その前に一度見に行きたいと思いました。
さくらまつりもあるこの時期の混雑は避けたいと迷ったのですが、「やっぱり桜の頃がきれいなのでぜひ!」という知人の勧めで日曜に思いきって出かけました。

桜の姫路城/太陽公園_f0013029_6411772.jpg姫路駅から姫路城へはかなり広い大手前通りで一直線。
地元の人がむくどりに困っている並木はこれなのね…と思いながら歩く。
大手前通りを横切る横断歩道上からはお城が見えて早くも興奮!
でもその前にまずはお昼御飯。知人に勧められてあなご寿司を食べに行きました。
珍しく料理写真撮ってます。あなご料理 鶴美寿しのあなご寿司セット。
蒸しあなご・焼きあなごのお寿司がメインで、特に蒸しあなごがふっくらしていてとても美味しかった。
一口食べてますが茶碗蒸しにもあなごが入ってました。
1500円でかなり満足。

空腹が満たされたところで姫路城へ。
お城に近づくにつれ、かなりの人の流れ。門を入るとそりゃもう大混雑。
桜に包まれた白い佇まい…という構図を期待していたのですが、角度的になかなか難しい。
お城の顔はやはり正面からが一番美しいですね。
桜の姫路城/太陽公園_f0013029_6415530.jpg
正面の広場はシートを広げた花見客でいっぱい。
その間隙で球技やバドミントンなどに興じる親子までいて、あまり近づきたくない感じ。
この日は入城すると2時間かかるとのアナウンス。
何もこんな混む日に天守閣まで登る気はないので、後日の楽しみとしてお城を一周してきました。
天守閣への入口は正面のほか、東に回りこんだところにもあり、そちらはがら空きで穴場のようになってました。
中に入れば混雑は一緒なのでしょうが、正面からだと券を買うのもたいへんそうだったので。
西側からなんとか「桜に映える姫路城」。
桜の姫路城/太陽公園_f0013029_6421937.jpg

微妙な傾きになってしまい、酔いそうな絵ですが…。
そうそう、桜はお城の南側あたりが六~八分咲き、北側のお堀周辺がほぼ満開の様子でした。

人混みの姫路城に長居は無用。
またも知人の勧めに従い、鯛焼本舗 遊示堂へおやつのたい焼きを買いに行きました。
鶴美寿司のある商店街で本店を見かけましたが、駅方面へ戻るため東駅前店へ。
かなり時間をかけて焼くたい焼きだそうで、行列ができています。
1個100円。
皮がとても薄くてほとんどあんこで構成されています。
例えるなら、薄い殻にぎっしりあんこが詰まってる感じ。
わたしはたい焼きはあんこ少なめで生地を味わうのが好みなので、かなりイメージとかけ離れたものでしたが、あんこがあまり甘くなくて小豆の味がして美味しかったです。

さて、世界遺産・姫路城のお次はへんてこスポットへ…。
姫路城のついでにどこに行こうかな~と下調べをしていたら、太陽公園をみつけてしまったのでした。
ここは老人ホームと障害者支援施設のようなのですが、敷地内に世界の名所や石像がぎっしり詰まった不思議ワールド。
このリンク先が臨場感あるレポートでわかりやすいです。
こういうへんてこスポットってなんとなく立ち寄ってしまうのですよね。養老天命反転地しかり、関ヶ原ウォーランドしかり…。
この太陽公園内に4月19日に白鳥城がオープンするそうで、それに伴って入場料がかなり上がるらしいのでその前に行っておこうという算段。
姫路駅からわざわざバス移動です。
姫路駅のバスターミナルは非常に機能的でした。
よくある、単にバス乗り場がずらっと並んでいる方式ではなく、乗客は建物内で待機して、目的のバスが到着したアナウンスがされた時点で並んで外に出て行くシステム。
太陽公園に行くには緑台行きのバスに乗ります。
公式サイトには35・45番系統と書いてあるけれど、35・43番系統の間違いだと思います。とにかく緑台行き。
我々は35番系統に乗ったので打越新田で降りることになります。
サイトにバスで30分と書いてありますが、いっこうに到着しないのでちょっと不安になりました。
おまけに「打越」というバス停まであり、「え?ここじゃないよね…」とそわそわしていたら、打越→神社前→打越新田の順で到着しました。
バス停から白鳥城が見えるのでそちらを目指して歩いて5分ほどで太陽公園です。看板も出てます。
閑散としているかと思いきや、意外なほどのにぎわいでした。
園内では桜が花盛りだったので、もしかしたらそれでかも。
上記のリンク先とかぶりますが、さらっと紹介。
桜の姫路城/太陽公園_f0013029_6431854.jpg
入口は凱旋門。



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ちゃんと目の入った完全形のモアイとか



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小便小僧たちとか



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膨大な数の兵馬俑とか




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けっこう広々とした天安門広場とか



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巨大な磨崖仏とか



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妙に仏像じみたスフィンクスが守るピラミッドとか



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羅漢様の大群とかね。



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←兵馬俑坑の外にもたくさん並んでいる中でも、この一体の左手が気になった。

桜の姫路城/太陽公園_f0013029_6471412.jpg建設中の白鳥城。かなりチープな感じです。
この建物が完成しモノレールが運行されることによって、入場料が大人500円→1300円に、無料駐車場が500円になるそうです。
500円で2時間くらい歩き回ってかなり楽しんだけど、1300円はどうだろう…。
園内は広いうえにかなり起伏があり、急な坂やとんでもない角度の階段がたくさんあるので、体力がないとちょっとした山歩き気分です。
桜の姫路城/太陽公園_f0013029_6481133.jpg←園内を出て外から眺めたところです。
小高い山(丘?)のてっぺんまで歩いていい汗かきました。
バス停は43番系統の打越西の方が近いのですが、次のバスが早かったので再度35番系統の打越新田から乗車。
往路は途中まで大きな一方通行だったので予想はしていましたが、復路はけっこう通り道が違い、行きで45分かかったのが帰りは35分ほどで姫路駅に戻りました。

日が暮れてきて、ライトアップされた姫路城をちらりと眺めつつ夕食は串揚倶楽部蔵へ。
ここは別の友人のおすすめだったのですが…、うーん、値段の割には…という感じ。
具材の下処理が凝ってるしそこそこ美味しいので、もう少しお手頃価格なら納得いきますが、それなりのお値段にしては塩がアジシオだったり、ハムやサラミなどの加工食品が安っぽい味だったり…。野菜も特に選んだものというわけではなさそうだったし。

でもとにかく今回は姫路城の美しい姿を見られたので目的達成。
ほかの予定も順調にこなして充実した一日でした。
彼は「青々とした芝生に映える姫路城」がきれいで好きらしいので、次回は夏にでも訪れて天守閣も登って、美術館や博物館などもいろいろあったのでのんびり巡りたいな。
by pilsnerglass39 | 2009-04-07 07:01 | | Trackback | Comments(0) *