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Ms.Xの覚書
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淡路 阿波 人形浄瑠璃
2010年 02月 12日 *
友人と人形浄瑠璃の公演に行ってきました。
内容は淡路と徳島それぞれの高校の高校生による舞台と、徳島の高校のOBによる舞台、郷土史家のトークショー、そしてトリが淡路人形座による舞台。
ものすごく充実した内容で、3時間半があっという間にかんじられました。
高校生はよくがんばってたし、人形の仕掛けや動きを見てるだけでも楽しかった。
トークショーは歴史の話に興味を惹かれました。菊川さんは96歳で矍鑠とされていて、それだけで客席からは感嘆の声が。
淡路人形座は唯一のプロの人形浄瑠璃団体ということで、ほんとうに素晴らしかったし、演目も派手で堪能しました。
トリが始まるとき、「待ってました!」と声がかかったけど、本当にワクワクした。
七変化もよかったけど、玉藻前や兄皇子の人形が美しくて見事だったし、九尾の狐も思いのほか大きくて迫力があったし。
個人的には狐がいっぱい出てきたのが嬉しかったです。

伝統芸能にはいろいろと課題があるだろうといろいろ考えさせられましたが、素直に面白かったしまた観たいと思いました。

「戎舞」:兵庫県立淡路三原高等学校郷土部
「傾城阿波の鳴門」順礼歌の段:徳島県立城北高等学校民芸部
「恋女房染分手綱」重の井 子別れの段:城北座
淡路と阿波 人形浄瑠璃の伝統を探る:菊川兼男、大和武生、河内厚郎(聞き手)
「玉藻前曦袂」四段目神泉苑の段 五段目狐七化けの段:淡路人形座
by pilsnerglass39 | 2010-02-12 10:35 | 展覧会・演奏会・演劇など | Trackback | Comments(0) *