人気ブログランキング | 話題のタグを見る
Ms.Xの覚書
pilsner.exblog.jp
Top
ウィーンのニューイヤー・コンサート
2012年 01月 10日 *
昨日はウィーン・シュトラウス・フェスティヴァル・オーケストラのコンサートを聴いてきました。
ペーター・グートという人はどうやらエンターテイナーであるらしく、弾き振りをするだでなくさまざまな遊び心ある演出が盛り込まれていて、とても楽しい演奏会でした。
選曲も『クラップフェンの森にて』とか『冬の愉しみ』とか『シャンパン・ギャロップ』とか、そういう演出がしやすいものが多かったし。
演奏は完璧とは言えないけど温かくて、演奏者も楽しんでる感じが伝わってきたし、ウィーンの楽団によるウィーンらしい雰囲気を感じられたのはよかった。
半分くらいが女性で、黒服ではなくカラフルなドレスで登場したのが、新年のにぎやかな演奏会を象徴してたと思う。
舞台の手前にはお花もいっぱい飾られてたしね。
ソプラノの2人もよかったです。

指揮・ヴァイオリン:ペーター・グート
ソプラノ:足立さつき/鈴木慶江
管弦楽:ウィーン・シュトラウス・フェスティヴァル・オーケストラ

演目
第1部
J.シュトラウスⅡ 「こうもり」より序曲
          「インディゴと40人の盗賊」よりポルカ・シュネル“突進”
フランツ・レハール 「ジュディッタ」より“熱き口づけ” 歌:鈴木慶江
ヨーゼフ・ランナー ワルツ“ロマンティックな人びと”
J.シュトラウスⅠ フランス風ポルカ“アイゼレとバイゼレ~飛躍”
J.シュトラウスⅡ 「踊り子、ファニー・エルスラー」より“ジーベリングにて” 歌:足立さつき
          フランス風ポルカ“クラップフェンの森にて”
          皇帝円舞曲
第2部
J.シュトラウスⅡ 「インディゴと40人の盗賊」より“インディゴ行進曲”
          「こうもり」よりチャールダーシュ“ふるさとの調べよ” 歌:鈴木慶江
ヨーゼフ・シュトラウス ポルカ・シュネル“冬の愉しみ”
            ワルツ“水彩画”
ロベルト・シュトルツ プラーター公園は花ざかり 歌:足立さつき
エドゥアルト・シュトラウス ポルカ・シュネル“喜んで”
J.シュトラウスⅡ ワルツ“美しく青きドナウ”
W.A.モーツァルト 「フィガロの結婚」より伯爵夫人とスザンナの2重唱“手紙の二重唱” 歌:足立さつき/鈴木慶江

アンコール
ルドルフ・ジーツィンスキー ウィーンわが夢の街
H.C.ロンビ シャンパン・ギャロップ
ヨハン・シュトラウスⅡ 雷鳴と稲妻
ヨハン・シュトラウスⅠ ラデツキー行進曲
by pilsnerglass39 | 2012-01-10 19:08 | 展覧会・演奏会・演劇など | Trackback(1) | Comments(0) *
Tracked from クラシック音楽ぶった斬り at 2012-02-14 15:04
タイトル : カラヤン&ベルリン・フィルの美しく青きドナウ~シュトラウ..
カラヤンが、自分の祖国の音楽として、ウィンナ・ワルツに深い愛着を持っていた証左と考えられるところだ。 ... more