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Ms.Xの覚書
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台北旅行4日目
2012年 01月 14日 *
故宮博物院で買った絵葉書の投函をホテルのコンシェルジュに頼んでから、朝ごはんを食べに行く。
MRTで龍山寺まで行き、老艋舺鹹粥店へ。
テーブルに着くとおばちゃんに伝票を渡されたので、鹹粥の欄に2と書き込んで渡す。1つ20元。
具は刻んだ油揚げと豚の竜田揚げみたいなのがちょこちょこっと。
で、ここも前日の豆漿と同じくだしがとってもおいしかった。
話に聞いていた通り、香港みたいにどろっとした糊状のお粥ではなく、水分の中に米粒が泳いでいるお粥です。
どっちも好きだー。

朝食後は龍山寺にお参り。
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山門。中央の黒い部分は電光掲示板になっていて“A HAPPY NEW YEAR”などのメッセージが流れていました…。
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さらにこの中に入ります。
中には大勢の人々がいて、声明が響いていました。
おばあさんたちの身に着けている、和服ともチマチョゴリとも違う黒い着物が目を引く。
入ってすぐのところで、赤い三日月形の2つの木片を地面に落とす占いをやってる人がいたので、「香港と同じだー」と思って眺めてたら、かなりご高齢のおじいさんが日本語で参拝の手順を説明してくれました。
まず7本のお線香を受け取ります。これは無料。
そして7箇所の神仏を順にめぐり、1箇所ごとに1本の線香を供えて三拝します。
最後に占いをします。
とても丁寧に説明してくれたのでよくわかりました。
お礼を言って言われた通りに始めましたが、どんどん人が来て参拝していくので、流れに乗って前の人の通りについていけば問題なさそう。
でもお線香が無料というのは教えてもらえてありがたかったです。

初日から歩き続け、丸一日博物院で過ごしもしたので、足がむくんでパンパン。
痛いけど残り少ない時間もむち打って街歩き。
それにしても台湾の地図はわかりやすいです。
日本みたいに所在地が町名で分けられてるより、道に名前が付いてる方が旅行者には歩きやすいね。

街中では宅配の配達員をみかけることもあって、「台湾でも宅配業は発達してるんだなー。ヤマトみたいな制服だなー」と思っていたら、ほんとにヤマト運輸でした。
車をみかけたし、基地もあった。
そうか。海外展開もしてるのね。

龍山寺から北東方向にひたすら歩く。
偶然通りかかった国軍歴史文物館、道端に大砲や魚雷が並べてあってけっこう気になる。
いつか見学しに行きたいな。日本ということで若干の気後れは感じるけど。
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総統府。
正面で記念撮影してる人々がいました。たぶん台湾の人たち。

総統府からすぐの乾物屋さん、伍中行へ。
スーパーのドライトマトは黒くてべちゃっとしたタイプしか見当たらなくて買う気がしなかったのだけど、ここでは思っていたようなサクサクしたドライトマトがみつかりました。
かなりじっくりと店内を物色しましたが、お店の人はほとんど声を掛けずにほっといてくれたのがありがたかった。
でも買物かごがいっぱいになってくると「重いからここに置いて」とか親切でした。
あ、片言っぽいけど日本語対応です。
ここは話梅とかいろいろ売ってるんだけど、わたしが買おうと思ってたものがあまりなかった。
ドライフルーツがけっこうある割りにはサンザシが見当たらなかったし、桜海老もなかった。
あと、安い干し貝柱が欲しかったのだけど、高級品しかありませんでした。北海道産…。
時間があればほかにも乾物屋さんを回りたかったな。
安いお茶とかはスーパーで買うことにして店を出る。
店頭にはクレジットカードのステッカーが貼ってあったけど、かなりオールドファッションなレジで、そんな感じじゃなかったなあ。

いったんホテルに戻って重くなった荷物を置き、再び西門駅方面へ。
駅の近くにウエルカムスーパーがあると思ってぐるぐる歩いたけどみつからず、諦めて阿宗麺線へ。
大腸麺線、大60元、小45元。
たっぷりの細い麺にモツが混ざっているもので、パクチーをのせるかどうかは聞いてくれます。
朝食がお粥だけだったので大を注文。
ほかの人たちを真似、歩道に置いてある丸椅子を出して食べました。
レンゲなのでやや食べにくいけどなんとかなった。
味はおいしいけど単調なので、やや飽きるかも。
空腹でなければ小にしてほかのものを食べた方がいいかと。

足がもう限界に近づいていたので、MRTで善導寺へ戻る。
ホテルの部屋に戻る前に、すぐそばの全聯福利中心でお買い物。
それでもまだ現金が残ったけど空港で使うことにして、迎車で空港へ。

面白かったなあ、台北。治安もいいし。
狭い通路を歩いていて向こうから人がやってくるとサッと端に寄るところなんて、日本人よりよっぽどマナーがいいと思いました。
見ず知らずの人に親切にしてもらうこともたくさんあって、台北の印象はとてもいいものに。

コンタクトレンズの広告は見かけたけど、普及率低いのかな?
男女ともにメガネ率が高かった。
あと、マスクしてる人が日本以上に多かったです。
それも色柄のバリエーションが豊富なの。

女子は9割以上ロングヘアと見受けられました。
服装はパンツが多く、概してカジュアルかつ地味め。
たまに短めのパンツやスカートの女の子がいても、必ず黒タイツ。
市政府辺りの繁華街では服装も化粧も髪型も日本と変わらないようなファッションの人もいたけどね。

台北には男女とも一定の割合ですごく背の高い人たちがいますね。
民族的にはどういう系統になるのかな。
南方は小柄なイメージだし。

さて、空港のチェックインカウンターに行くと、帰りの便が時間変更になり1時間ほど遅くなるとのこと。
たっぷり時間があったので、のんびり買い物して残りの元を使い切りました。
お茶とかお菓子とかのコーナーの店員のおばちゃんが可笑しかった。
ずっとぴったりくっついてきて、なぜだかさっさと決めさせようとするのです。
いや、我々は時間あるし、急いでないから…。
しまいにはあられのようなおつまみを取って「これおいしい」、って適当に言ってるでしょう。

すっかり足が疲れてしまい、ゴディバのショコリキサーで休憩したり。1つ160元。
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飛行機の窓から撮った日の入りの空。
いつも旅に出てもあまり写真を撮らないのですが、今回は撮らな過ぎでした。
特に食べ物は胡椒餅しか撮らなかったし、もっと撮ってもよかったな。反省。

反省といえば、大いに反省してるのが靴の選択です。
アシックスのパンプスを過信しすぎたー。
やはり街歩きや博物館にヒールはだめですね。
ぺったんこでもきれいめな靴を探さなくちゃ。

後から勘違いに気づいたのが地下鉄の悠遊カード。
なぜか払い戻しできないと思い込んでいたのですが、できたんですね。
しかも料金が2割引になるらしい。
乗車のたびにいちいちトークン買ってましたわ。
悠遊カードがあればバス料金もあまり気にしなくてすんだのにね。

滞在中、気になったのが謝謝の発音です。
日本では一般的に「しぇーしぇー」という認識になってるけど、中国語の発音をかなで書くなら「しえしぇ」って感じになるはず。
と思っていたので、最初はそのように言ってたのですが…。
台北の人たち、「しぇーしぇー」って言ってる!
台湾語だと発音が違うのかなあ。
日本統治と関係あるのかなあ、なんて思ったり。

帰国後、妹情報で知ったのが愛玉子(オーギョーチ)。
台湾だけに自生する果物だそうです。
全然知らなかったなあ。
次回はぜひ食べたい!


台北旅行覚書
・ティッシュやウェットティッシュは常時携帯(食堂…テーブルや椅子が汚れていることがある。胡椒餅…汁があふれる。夜市…何か食べるならあると便利そう)
・紙とペンを持っていれば筆談できる
・悠遊カードを利用する
・歩きやすい靴で行くこと
・博物院では英語の辞書を持って来ればよかったと、ちょっと思った
・愛玉子を食べる
by pilsnerglass39 | 2012-01-14 23:53 | | Trackback | Comments(0) *