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Ms.Xの覚書
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漢方クリニック
2006年 10月 16日 *
今月に入ったあたりからアトピーが悪化。今まで症状が出ていたのは手だけだったのに、顔と首がひどい状態になり痒くてたいへんです。
病院に行ってもアトピーは所詮「原因不明」なんですよね。それでステロイドなどの対症薬を処方されるだけ。
行っても治らないんだったら行っても仕方ない、と思い、アトピーと診断されて以来これで病院には行っていなかったのですが、今回さすがにつらくて病院に行こうと考えました。
ネットで調べて数少ないクチコミ情報などを参考に検討した末、漢方クリニックがいいかも、と思いました。
わたしは比較的漢方に馴染みがあります。子供の頃から薬はほとんど漢方薬でした。
まず注目したのが近隣の有名クリニック。
しかし、うちからだと交通の便が悪いのです。通うのはちょっとたいへんそう。
それなのに週1回通うことが義務付けられているというのです。通って通えないことはないけれど、仕事が忙しい時期には相当な負担になりそうです。
こことは別に、職場の近くにもよさそうな漢方クリニックをみつけたのでそちらに通ってみることにしました。
完全予約制だけど電話してみたらすぐの予約がとれました。よかった…。
先生は穏やかな物腰の方で、とても話しやすかったです。たいていの病院では忙しそうな雰囲気に気後れしてしまうわたしでも、気の済むまで話すことができました。
この病院に行こう、と決めた時点でちょっとホッとして、予約が取れてまたホッとして、体質のことをじっくり聞いてもらって、それだけで少し気が楽になりました。
何年も放置してきたアトピーに希望ができたのと、ここ数年健康診断を受けていないのでなんとなく不安だったけど専門家に相談できたことで、大きな一安心です。
時間をかけて脈診して、お腹を数箇所押してみて、舌の表と裏の状態を見て…。まさに東洋医学。面白かったです。チャングムに診てもらうには王様にならなくては、と思っていたけど、漢方という手がありました。
今までは時間がもったいなくて昼寝をするのは気が進まなかったのですが、話してるうちに自分がかなり弱っていることを自覚できたのでこれからは無理せずお昼寝しようと思います。
あと、ジョギングは一旦中止。
表面は活力があるように見えても体の根が弱っているので、基礎体力がないのに激しい運動をしても「地盤の弱いぐにゃぐにゃのところに豪邸を建てるようなもの」って言われちゃいました。とほほ。
漢方クリニック_f0013029_19332469.jpgいやしかし、守秘義務のある人に自分のことを洗いざらい話すというのは、気持ちいいものですね。もちろんわたしが話したのは体質や体調に関することだけですが、話を聞いてもらうだけでストレスが1つ減る気がしました。米国などで精神的なことを相談する主治医を持つことが一般的に普及していて、繁盛しているらしいのにも納得です。
まずは2週間分の煎じ薬をどさっともらってきました。保険のきかないクリニックなのでものすごいお値段だけど、金に糸目はつけません!…というのは嘘で、うちの経済力で通えるかビクビクものなのですが、これで元気になれるなら万々歳です。
そうかなーとは思ってたけど、虚弱なくせに体を酷使しすぎだったようです。症状は、体が悲鳴をあげてたってことですね。体よ、すまなかった…。
by pilsnerglass39 | 2006-10-16 18:39 | 日々・所感 | Trackback | Comments(0) *