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Ms.Xの覚書
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2006年 11月 26日 ( 1 )
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2006年 11月 26日 *
今日は神戸市立博物館のオルセー美術館展と兵庫県立美術館のエコール・ド・パリ展をはしごしました。
もちろんどちらも素晴らしい内容で、充実した一日に大満足。
オルセー美術館展は96年、99年に続いて3度目の開催ということです。どちらか定かでないのですが、どちらかに行ってるはず。東京会場だったか関西だったか覚えてないんですけどね。
館内に入ってすぐベルト・モリゾの「ゆりかご」にまた会えてすごく嬉しかったです。とても好きなのです。
モネの「ルーアン大聖堂」には見入る人が多かった。光に包まれた石壁のあの感じは実物じゃないと味わえないですね。画像や図版ではとても無理です。
彫刻などの立体作品のほか、写真もありました。特に、当時の人物が写されているものが興味深くて面白かった。
美術展に行くたびに感じることですが、多くの人が足を止めてじっくりと鑑賞する作品と、みんな足早に通り過ぎてしまう作品と、傾向がありますね。
兵庫県立美術館は、場所はHATだしあれだけ広々と建てられているということはけっこう新しいのでしょうか。コンクリート打ちっ放しの建築は、思ったとおり安藤忠雄氏によるものでした。館内の空間が広々としていて気持ちよかったです。広いところにゆとりを持って作品が展示されているのは、わたしにとってはかなり評価が高いです。天井が高いのは空間に余裕が生まれるだけでなく、距離をおいて照明を当てるのにも有効なのですね。まぶしすぎず、でもほどよく明るく照らされていて、とても見やすかったです。
神戸市立博物館も頑張っていたけど、どうしても絵の表面に照明が反射するんですよね。あと、照明の色で作品が赤みがかって見えてしまうのです。
古い建物だし、空間が限られるのは仕方ないですね。1935年に銀行として建てられた建物を博物館に転用したそうです。いかにも昭和初期の銀行らしい古代ギリシャ風の風格あるたたずまいに歴史の重みが加わって、博物館にふさわしい趣があります。最新の設備を備えられなくても、こういう雰囲気ある建物ということも大切なんですよね。
エコール・ド・パリ展もみるべきものがたくさんありましたが、大原美術館に続いて何点か藤田嗣治作品をみられたのは嬉しかった。京都国立近代美術館の藤田嗣治展を見逃してしまったので。
すっかり体調を崩してしまったので、大阪市立美術館のプラド美術館展と京都市美術館のルーブル美術館展も行けず残念な思いをしていました。なので、今日の2つの展覧会はなんとか行きたかった。
オルセーから来ている作品は19世紀後半のものがほとんどだったので、続けて20世紀前半のエコール・ド・パリをみに行ったのは、ちょうど時系列に従っていて正解でした。