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Ms.Xの覚書
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2008年 10月 04日 ( 1 )
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2008年 10月 04日 *
ゲド戦記』(クリックすると音が出ます)
2006年 日本 宮崎吾朗

思いがけずDVDが手に入ったので観てみたのですが…。
???
えーと、これはル・グウィン原作の物語と聞いていたのですが、なんかちょっと違うのかな。
ところどころが『シュナの旅』、ですよね。
わたしは『シュナの旅』が好きなので、こういう形で中途半端に映像化されることには抵抗を感じました。
ほかの話と混ぜられてしまっては原作者も納得いかないのではないでしょうか。
あまり評判がよくないようだけどそのことは考えずに自分の感性で楽しもうと思って観ましたが、残念ながら陳腐といわざるを得ませんでした。
父親殺しの動機など説明不足でしっくりこない場面があるかと思えば、登場人物の心を動かすきっかけが説明的なセリフだったりして、含みを持たせた幻想的な物語にしたいのかある程度わかりやすくしたいのか一貫性がなく、そんな軸のブレが安っぽさを生んでいるのかも。
ジブリという時点で良くも悪くも期待して構えて観てしまうので、そのぶん見方が厳しくなってしまうのかなあ。
それでもあの絵柄は人々の心をとらえてきた大きな魅力だと思うのですが、この『ゲド戦記』で悪が崩壊する様子はほかと合っていなくて(リアルにすると気持ち悪いのであえてあのようにしたのでしょうが)失敗しているように見えてしまいます。