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Ms.Xの覚書
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カテゴリ:本( 84 )
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2011年 04月 15日 *
Story Seller』の第2弾。
前作の続編や関連譚となっているものもいくつかありました。

沢木耕太郎『マリーとメアリー ポーカー・フェース』
伊坂幸太郎『合コンの話』
近藤史恵『レミング』
有川浩『ヒトモドキ』
米澤穂信『リカーシブル リブート』
佐藤友哉『444のイッペン』
本多孝好『日曜日のヤドカリ』
2011年 03月 08日 *
最終巻が出て完結したのを知ってから気になっていたので、全巻通して読んでみました。
確か子供の頃に1作目を読んだことがある…と思うのですが、読み返しても全然覚えてないなあ。
楽器を運ぶところとかなんとなく覚えているような…。
そして、てっきり最後はキキが恋を実らせて終わるのかと思っていたら、まだまだ先があるんですね。

以前TVで角野栄子さんのインタビューをちらっとみかけましたが、このシリーズはご本人自身がとても楽しんで書いたような雰囲気が伝わってきて、作者の愛が込められているのが感じられました。
2011年 02月 17日 *
政治哲学の本。
著者が主張していることの是非はともかくとして、いろいろな局面での選択の例が面白かった。
約束の旅路』にも出てきたファラシャの移送作戦の背景にも少し触れていて、気になっていたので興味あったし。
…って、そういう本ではないですよね。
えーと、視野が広くなるというか、ものごとについていろんな見方をしようと思える点はよかった。
でも今までの自分の考えが揺らいで結局わけわかんなくなることもあって、自分の信念のなさを再認識させられました。というか無知なんだな、わたしが世界に対して。
2011年 01月 29日 *
不可能犯罪が多発するという設定の架空の市、蝦蟇倉市を舞台にしたミステリーのアンソロジー。
けっこう無理やりな話が多くて、あんまりミステリーって感じではなかった。

道尾秀介『弓投げの崖を見てはいけない』
伊坂幸太郎『浜田青年ホントスカ』
大山誠一郎『不可能犯罪係自身の事件』
福田栄一『大黒天』
伯方雪日『Gカップ・フェイント』
2011年 01月 20日 *
2007年、外務大臣だったときに発行された本。
これってほんとに本人が書いてるのかな?
悲観するな、卑下するなってところは同意できるんだけど。
2011年 01月 09日 *
バリに行く前にはバリに関する本を読んでいました。

椎名誠『あやしい探検隊バリ島横恋慕』
インドの本を読んだときも思ったけど、本人の感想だけっていうのはやっぱり物足りない。男性陣がワイワイと語り合う様子はそれなりに面白かったけど。

大村しげ『ハートランド バリ島村ぐらし』
『アユとビビ 京おんなのバリ島』
『車椅子の目線で 京都・バリ島、暮らしの旅』
『京都・バリ島 車椅子往来』
著者は70代から京都とバリを定期的に行き来するようになり、脳梗塞で倒れた後は車椅子生活で往復を続け、バリで亡くなった京都の料理研究家(本人は料理研究家ではないと言ってますが)。
旅行記ではなく生活者の視点で、それも年配の方の見方で書かれた本ということで、ほかにはなかなかないと思います。
『バリ島村ぐらし』は倒れる以前のこと、あとの3冊は倒れてからのことも書かれていますが、4冊とも内容はかなり重複しています。

板垣真理子『魔女ランダの島・バリ「癒しとトランスを求めて」』
バリ島でヒーラーの治療を受けたりする紀行。

『癒しの「バリ占い」』
そもそもわたしは占いにはほとんど興味がないので目を通した程度ですが、バリの人々にとっての誕生日の意味など伝統的なことの解説は面白かった。

コリン・マックフィー『熱帯の旅人』
著者は1930年代にバリに滞在した音楽研究家。ウブドに西洋人のサロンが形成されていたのは知っていたけれど、こんなふうにバリを理解しようとした欧米人がいたことを知って新鮮な感銘を受けました。
オランダの統治から自治へと時代が移り変わっていく様子も興味深い。
それにしても、離婚した妻も一緒に滞在していたのに一切登場しないというのがなんかすごい。

鈴木政平『日本占領下バリ島からの報告』
1942年から1944年までバリ島民の教育責任者として滞在した筆者の、書簡形式の報告書をまとめたもの。
かなり興味深い内容。
占領者にしては比較的親身になって現地の人々を見ている温かな視線。
もちろん日本のインドネシア支配というのは多くの恨みを残しているのだけど、中にはこういう人もいたのだとうことがわかりました。

池澤夏樹『花を運ぶ妹』
バリを舞台にした小説。とてもよく取材されているようで、リアルに描かれています。
池澤夏樹氏は字幕翻訳家でもあるんですね。『シテール島への船出』『霧の中の風景』『永遠と一日』『エレニの旅』ではギリシャ語字幕の訳者として名が出ていて、ちょうど本を読んでいたときだったので驚きました。

『k.m.p.の南の島ぐるぐる』
k.m.p.の本は『エジプトがすきだから。』を持っているので『南の島ぐるぐる』もイラストエッセイとして面白いだろうとは思っていたけど、残念ながらほぼロンボクの内容でバリに関してはほんのわずかでした。

永渕康之『バリ島』
1931年の植民地博覧会やコバルビアスによる『バリ島』出版など、今のバリ島芸能へつながる歴史的背景を説明した内容。

伊藤俊治『バリ島芸術をつくった男 ヴァルター・シュピースの魔術的人生』
内容は題名の通り。
永渕康之『バリ島』と重なる部分が多くて、続けて読んだので理解しやすかった。けど、この2冊、どちらも文章が読みづらいです…。

松村章子『バリ島結婚物語』
バリニーズと結婚してバリに暮らす8人の女性へのインタビュー。
旅行記ではなくバリに根ざすようになった人の話なのでさすがにリアルです。

管洋志『バリ島大百科』
かなりボリュームのある写真集。写真だけの写真集ではなく、解説も充実してます。

宮内勝典『バリ島の日々』
外国暮らしにも慣れている著者がTV番組の取材のために約50日間バリに滞在した記録。
「自分だけが世の中わかってる風」の文章なのでなんかつまんない。
薄い本だしそんなに内容がないのでサッと読み終えられます。

廣田緑『バリ島遊学記 絵・木彫り・人に魅せられて』
大学で美術を学んだ著者がバリに渡り創作を続けていく過程。
素直な等身大の体験記です。

中田ゆう子『魅せられて、バリ島』
バリの王族一家と親しくなり、バリ滞在を繰り返した著者の体験記。
『バリ島遊学記』と似た調子の体験記ですが、異文化でも受け入れられる点と無理なことなどは人によって違うということが感じられました。

阿部知二『火の島 ジャワ・バリ島の記』
作家であった著者が陸軍に徴用されて過ごしたインドネシアでの体験記。
『日本占領下バリ島からの報告』とはまた違った個人的な視線が興味深いです。
ジャワ島に関する内容がほとんどでバリのことは少しだけど、著者はジャワと比べてバリにはかなり好感を持った模様。
個人の体験記として現地の描写や感想は大まかには近年のものと変わらないんだけど、同じことをカタカナ語をあまり使わず古風な言い回しで表現しているのはとても勉強になりました。

アジア風俗研究会『バリ島恋愛読本』
バリの男性とのアバンチュール(笑)を楽しむ日本女性の生態を赤裸々に描いたレポート。
そういう女性を叩く風潮があったのすら知らなかった。
この本はそういう行為を非難しているのでも面白半分に煽っているのでもなく、かなりリアルに取材内容を伝えているらしく、思いがけず充実した内容でした。
2010年 12月 28日 *
孫悟空をモチーフにした話だけど…、バロンとランダも出てきた!
上司のコミュニケーション力とヒューマンエラーとの因果関係なんかも、最近の自分の関心事につながってる感じ。
一番好きなのは不登校の同級生と会うところ。
独身でも還暦でも楽しく暮らしているならいいのです。
2010年 12月 23日 *
ラングドン教授シリーズの3作目。
ダン・ブラウンの小説は、「次はどうなるのか?」と思わせるスピード感があって読み進めさせられはするんだけど、物語そのものには深みのない娯楽作品なので、正直ちょっと自分の好みから外れるところはあります。
薀蓄が面白いのでそれを楽しむために読んでるって感じ。
2010年 12月 08日 *
ホ・オポノポノというハワイ発祥の考え方があるというので、少し本を読んでみました。

山内尚子『やさしい魔法 ホ・オポノポノ』
これは、「ホ・オポノポノでこんなに幸せになれました!」みたいな体験談の本なので、ちょっと漠然としてる。
「YAP-」という日本人だけの特殊な遺伝子がある、というのは興味深いです。

イハレアカラ・ヒューレン『みんなが幸せになるホ・オポノポノ』
『たった4つの言葉で幸せになれる!心が楽になるホ・オポノポノの教え』
『豊かに成功するホ・オポノポノ 愛と感謝のパワーがもたらすビジネスの大転換』
どうやらこのヒューレン氏が第一人者みたいです。
インナーチャイルドとか、なんかよしもとばななさんの小説みたいだなーと思いながら読んでいたら、本人の体験談が出てきて、なんか納得でした。

マックス・F・ロング『ホ・オポノポノ奇蹟の原点 カフナの秘法』
ホ・オポノポノの原点に立ち返った科学的な著書、というような謳い文句のようですが、一般的な「科学的」な感覚とマッチしているかというと微妙。
主題はホ・オポノポノではなくその原点であるハワイのシャーマニズムなのですが、ブームであるホ・オポノポノの本であるかのような錯覚を起こさせる題名に商業的意図を感じます。

ヒューレン氏は「4つの言葉を唱えるだけでいい」という立場ですが、ロング氏は「4つの言葉を唱えてさえいればいい、というのは危険」というようなこと(うろ覚えです…)を言っていて、今流行ってるホ・オポノポノとは違う考えのよう。
「4つの言葉」を日本に広めてるのはヒューレン氏なんですね。
宗教じゃない。信じなくてもいい。という点は好感が持てるというか、だから比較的抵抗なく受け入れられるんだろうな。
「すべては自分の責任」というのは「事物とは自分の目を通して見たもので、それが個人個人にとっての世界となっている」という方向で解釈しましたが、本の内容からはちょっと遠ざかってるかも。
2010年 11月 29日 *
内容はだいたい普段自分が考えていることと同じだったので、特に目新しいことや参考になることはなかった。
けど、平易な文章で基本的なことを説いているのには好感を持ったし、さすがだと思う。
日本には「けしからん罪」があるというのと、アメリカは「儲けた人が偉い社会」というのにはうなずけますね。